低ランニングコストの実現
あらゆる要因を考慮し低コスト製品をご提案
私たちが提案するすべての水処理装置は、無薬注法の採用、動力回収タービンの導入、
様々な原水質の分析など、コスト削減に繋がるあらゆる要因を考慮して導き出した、
真のコストパフォーマンス製品です。
POINT 1
ランニングコストを下げる要因 【1】
無薬注法と薬注法によるコストの違い
-
薬液の注入や補充が必須の薬注法は、注入費が1m³当たり40円〜60円にも昇り、年間で換算すると、RO 膜を全量交換するのとほぼ同等の出費です。一方我々が採用する無薬注法は、薬液補充や薬品管理などの専任技術者 を雇うことなく保守管理が出来、低ランニングコストを実現します。単に無薬注 にするわけではなく、長年の経験と実績でこれを実現できるのです。
-
海水淡水化100m³/日の場合の薬注法と無薬注法のコスト比較
項 目 薬注法 無薬注法 前塩素 ¥9.8 ¥0.0 凝集剤 ¥1.8 ¥0.0 中和剤 ¥5.8 ¥0.0 スケール防止剤 ¥25.5 ¥0.0 pH調整剤 ¥1.8 ¥0.0 処理水塩素減菌剤 ¥1.4 ¥1.4 合 計 ¥46.1 ¥1.4
POINT 2
ランニングコストを下げる要因 【2】
省エネタービンポンプで電気代圧縮
-
強力な排圧圧力を誇るタービンポンプを装備した当社の省エネポンプ付き装置は、一般的な装置と比べて35%から50%もの電気量を節約することが可能です。又、新製品の高回収システムでは、60%もの電力を低減させることが可能です。
-
省エネシステムの1m³当たりの電気料(単位:kWH/m³)
処理水量 省エネ無し 省エネポンプ 新型エネルギー
回収システム50m³/日 6.63 4.41 − 100m³/日 6.47 4.11 2.55 200m³/日 − 4.38 2.43 300m³/日 − 4.34 2.37 500m³/日 − 4.27 2.29 1,000m³/日 − 4.14 2.21 2,000m³/日 − 4.08 2.13 ※1 上記数値は海水淡水化装置本体のみの電気量です。
※2 200m³/日以上の機種は省エネ無しの機種はありません。
※3 新型システムは100m³/日以下の機種には適用されません。
COST UP
ランニングコストが上がる場合
原水質によるコスト違い
-
原水が井戸水や河川水の場合、水質の性状によってランニングコストが大きく変化することがあります。ランニングコストが上がる要因として下記の5項目によって左右されます。
※原水が海水の場合は本項目は適用されません。
-
蒸発残留物(TDS)の濃度による要素
原水TDSが低い時、小さなモーターで良い
原水TDSが高い時、大きなモーターとなる -
回収率(原水量と処理水量の割合)
回収率を下げると電気代は高くなる
回収率を上げると電気代は低くなる
回収率を上げ過ぎると電気代は非常に高くなる -
シリカ含有
シリカ成分は逆浸透膜内で除去(濃縮)し、
RO膜面にガラス成分として付着し洗浄の方法がありません。
目安、原水中のシリカは50ppm以下。 -
全鉄イオン、マンガンなど含有
これらの成分は逆浸透膜に入れる前に除去する、
つまり前処理装置が必要となる -
原水中の妨害イオン
カルシウム、マグネシウム、M-アルカリ度、
硫酸イオンなどの割合(成分構成)によっては、
スケール防止薬品が必要となり、経費は増大する