誰にでも使える装置

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いつでも安心して
ご使用いただけるための工夫

私たちが提案する海水淡水化装置には、ユーザーフレンドリーな設計思想が息づいています。
保守管理が簡単で、腐食しないことも、お客様ニーズをカタチにしたもので、
誰でも使える装置であることの証明です。

SIMPLE安心して使用できるための工夫 【1】

無薬注法を採用。
誰でも保守管理が
できるシンプルな構造

  • 扱いやすく、コストパフォーマンスに長けていることが、私たちの設計の前提です。誰にでも保守管理ができるシンプルな構造は、設計段階からのこだわりです。さらにユニット仕様でコンテナに収まるサイズを実現するなど、作業工程を大幅に削減する工夫が随所に盛り込まれています。又、無薬注法で運転することにより、さらなるランニングコスト低減にもつながります。

  • 無薬注法とは
  • 薬液を注入せずに海水淡水化を運用する手法。簡単操作で、専任技術者がいなくても保守管理が可能です。薬液を注入する費用もメンテナンスも不要なため、低ランニングコストを実現します。因みに、薬品注入はスケール防止や有機物の繁殖防止で使用されますが、一般的に薬品を大量に使用するためコストが非常にかかります。

STRONG安心して使用できるための工夫 【2】

高圧管の腐食を防ぐ
樹脂コーティング管を採用

  • 水処理装置において腐食は大きな問題の1つです。特に高濃度水においてステンレス管は決して耐食性のある配管とは言えません。 高圧運転では水漏れは非常に危険です。腐食による高圧水の水漏れが発生すると5.0MPaもの高圧水が吹き出ることになります。(消防用水:水圧 約0.8MPa / 自動車のタイヤ:約0.3MPa) また、高価なステンレス管を半年に1回交換すると膨大なランニングコストになります。またその間、装置を停止させるため造水できず、大変問題が生じます。 当社では樹脂コーティング管を採用することで、腐食を克服し、これらの問題を解決しました。

    仕 様
    最大圧力7MPa
    管口径25〜100A
    配管母材Sche#80STPG
    コーティング材樹脂 0.3mm
    コーティング箇所内外面
  • 樹脂コーティング管
    海水淡水化装置(100m³/日)
    運転5年後

海水淡水化における
SUS316L管の問題点
〈実働運転における報告書より〉
  • 濃縮排水側
    実働運転後約6ヵ月後(4,500時間)
    直管部にも腐食

    直管部の未加工箇所(ベント部、溶接部以外)に腐食が発生し、
    以後SUS316Lの使用を中止した。

    海水入口48,000mg/l/TDS
    濃縮排水80,000mg/l/TDS
    処理水量1,000m3/日/1基
    40A管40本/1基
    6ヶ月後16本補修
  • 排水濃度80,000mg/l/TDSの
    高濃度海水で
    25℃を超えた場合に
    特に腐食の進行が早い

    フランジ部、ビクトリック部においては隙間腐食が激しく約3カ月後から水漏れが発生する。

SMART安心して使用できるための工夫 【3】

ユニット製造

当社では、製造はすべて国内自社一貫生産で行い、装置は完成させて出荷します。そして納入先では、
電気や水の供給口・排出口の設置のみで済むため、稼働までの日数を大幅に短縮できます。

SMILE安心して「水」が飲めるという心からの笑顔

生活に施設に工事に
不可欠な水を造り出す装置

  • 当社が必要とされる場所や状況は、緊急を要するところばかりです。そのため、短期間で最善の結果を出すためには、常に日頃の準備、また多くの経験が必要となります。そして、もう一つ大切なことは、「お客様の喜びのため」に自分は、何ができるかを考えることです。それを考えることにより、初動の段階からその仕事の重要な部分を理解し、製品の製作を行っていくことができます。実際、当社の社員は、「現地の水が出た瞬間の人々の笑顔が忘れられない。次も、あの感動を味わいたい。お客様やそれを待っている人々の役に立ちたい。」と、思う心が、次の仕事へのモチベーションとなっています。そして、この「お客様の喜びのために」という気持ちがさらに、良い装置をつくる志に繋がっています。

  • 飲料水として活用

    実際の運転をご覧ください。